没後70年記念 相馬御風のうたのこころ

    御風が詠まずにはいられなかった短歌の世界

    にいがた文化の記憶館 | 新潟県

    糸魚川町に生まれた相馬御風(1883~1950年)は、2020年に没後70年を迎えます。 早稲田大学校歌「都の西北」や「カチューシャの唄」の作詞で知られ、詩人や文芸評論家として活躍した御風が最初に文学の道に入ったのは11歳の時でした。地元の俳人・歌人の手ほどきを受けて俳句や短歌を詠み始めた御風は、高田中学校(現高田高校)時代の国語教師の下で本格的に短歌を学びました。 中学卒業後に与謝野鉄幹主宰の新詩社に入会。東京専門学校高等予科(現早稲田大学)在学中、共に新詩社を脱退した友人らと雑誌「白百合」を創刊しました。大学卒業後は恩師・島村抱月によって再刊された「早稲田文学」の編集に携わり、短歌よりも自然主義評論や詩、小説の創作活動に意欲的な10年間を過ごしました。 1916(大正5)年、33歳で東京での文壇生活を捨てて郷里糸魚川に退住、町の有志によって御風を指導者とする短歌結社「木蔭会」が組織されると、再び旺盛なる意欲をもって歌作につとめました。 御風は1926(大正15)年に発刊した『御風歌集』のはしがきで「歌は私の最も純真な表現」と述べています。御風にとって短歌とは真実の自己表現だったのです。
    会期
    2020年12月12日(土)〜2021年3月21日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30)
    料金
    一般500(400)円/学生〔高校生以上〕300(240)円/中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金
    休館日 月曜日(1/11は開館)、12/28(月)~1/4(月)、1/12(火)
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト http://nmmc.jp/exb/3572
    会場
    にいがた文化の記憶館
    住所
    〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
    025-250-7171
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