《鵜骨鶏》大野重幸 1976年 紙本彩色
91.4×91.6cm 都城市立美術館蔵都城市出身の大野重幸(おおのじゅうこう 1900~1988)は、山内多門に学び、院展を中心に活躍した日本画家です。戦後は農業に携わりながら制作を続け、自然や牛や馬、鳥などの動物を好んで描きました。中でも鳥類は、重幸の最も得意とした画題であり、簡潔な構成の中に描かれた鳥たちの動きや表情には、身近な家畜を通して得た深い洞察と愛情が感じられます。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました