《群鶏図》伝 南部利敬筆
11代盛岡藩主 南部利敬(1782~1820)が描いたとされる「群鶏図」です。一箇所に集まった鶏たちが、実にユーモラスな表情で描かれています。
担当者からのコメント: 激動の時代、様々な政策を行い、剛直廉潔な人物と評された殿様である南部利敬。その一方で絵を描くことが好きだったようで、「群鶏図」の他にも感性豊かな様々な作品が残されています。殿様が描いた私的な絵も南部家、あるいは家臣たちの手によって大切に保管されてきたと思うと感慨深いものがあります。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました