《雄鶏形容器》前アケメネス朝ペルシア 前アケメネス朝時代(前8世紀-前6世紀)
MIHO MUSEUM夜明けを告げる雄鶏はゾロアスター教では、主神アフラー・マズダーの眷属スラオシャを象徴する動物で、闇を払い光の到来を告げる者、邪気を払う存在でした。この器から注がれた聖なる液体は、清めの強い力を持っていたのかもしれません。
素材:銀製鍍金
寸法:H-23.5 D-27.2 W-9
担当者からのコメント:この作品は器で、金の鶏冠は蓋、くちばしは注ぎ口になっています。
ぷっくりした胴体とすっとんきょうな目、この表情でお酒を注がれたら、今年も元気に過ごせそうです!