《合作孝思不匱図》孫雪泥(ソン セツデイ)・沈廣(シン コウ)/合作 民国32年(1943)
観峰館二人の画家による共作の絵画。中国では、羊(山羊)は「陽」と発音が同じで、「三陽開泰」、すなわち、冬が過ぎ春が来て陽が長びる、という新春にふさわしい吉祥画です。
また親子の羊は孝行を意味し、親を思う気持ちを忘れないように、という願いも込められています。
担当者からのコメント:当館は、多数の近代中国書画コレクションを収蔵する博物館です。平成27年10月には、新館オープン記念特別展が開催される予定です。