2023年夏。東京近郊では体験型の施設や、アートと身近に楽しめる展覧会が盛りだくさん。「魔法の美術館」や「エルマーのぼうけん展」、「海 ―生命のみなもと―」など、まだ間に合う夏休み期間に子どもも大人もで楽しめるアートスポット10選をご紹介。
ジブリ作品の魅力にせまる
「金曜ロードショーとジブリ展」では、金曜ロードショーの歩みを辿りながらスタジオジブリ作品の魅力にふれられます。ジブリ作品のポスターに飛び込んで撮影できるフォトスポットやリアリティあふれる『風の谷のナウシカ』の“腐海”など。まさにストーリーに没入できる空間です。
寺田倉庫B&C HALL/E HALL「金曜ロードショーとジブリ展」
月での生活を疑似体験
日本科学未来館では、自由研究にもぴったりな展覧会「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」を開催中。月面レポーター、月面ワーカー、月面科学者になりきってミッションに挑戦。“月面重力体験ミッション”では月での生活をイメージできるかも。
日本科学未来館「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」
あなたのカラダもスケスケに?!
東京ドームシティ Gallery AaMoでは、あんなものからこんなところまで、なんでもスケスケにしてしまう「スケスケ展 in TOKYO」を開催中。にんげんや動物、ピアノやトウキョウドームも透かして、外側と内側の機能や仕組みがわかります。
東京ドームシティ Gallery AaMo「スケスケ展 in TOKYO」
エルマーと一緒に冒険の世界へ
立川のPLAY! MUSEUMでは、児童文学作品『エルマーのぼうけん』シリーズを紹介する展覧会が開催中。会場では、9才の男の子・エルマーが、“りゅう”のこどもを助けに行く冒険の物語を一緒に体験。約130点の絵本原画も楽しめる「エルマーのぼうけん」展は10月1日まで。
PLAY! MUSEUM「エルマーのぼうけん」展
光と影を使った16のアート
まず紹介するのは、国内外の100会場以上で開催されてきた話題の展覧会「魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム」。 ボールや花火、ムンクの有名な作品など、壁の前に登場する様々な音と映像を楽しむことができます。小さいこどもにもぴったりです。
そごう美術館「魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム」
ゴッホ、ゴーガンらの絵画の世界へ
昨年20万人以上を動員した「Immersive Museum」の第2弾が日本橋三井ホールにて開催。今回は、ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらポスト印象派の作品約80の名画に没入。AI機能を活用し、ゴッホがあなたの肖像画を描きだすコーナーも必見です。
日本橋三井ホール「イマーシブミュージアム」
「君も博士になれる展」がパワーアップ
テレビ朝日の人気番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」 から生まれたエンターテインメント施設「君も博士になれる展」がテレビ朝日 若葉台メディアセンターでふたたび開催。体内を探検して仕組みを知るコーナーや虫のキモチになりきるアトラクションなど、楽しく学べる施設です。
"テレビ朝日 若葉台メディアセンター「君も博士になれる展 empowered by 博士ちゃん」
生命のみなもと“海”に着目
上野の国立科学博物館では、海の誕生から現在までを俯瞰して、多様な生物や人と海の関わりを紹介する特別展「海 ―生命のみなもと―」を開催中。今後の人類と海との関わりについて、あるべき姿についても考えることができます。
"国立科学博物館 特別展「海 ―生命のみなもと―」
ツタンカーメンの人生を追体験
3000年以上前に実在した王・ツタンカーメン。角川武蔵野ミュージアム「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」では、超複製品(スーパーレプリカ)と大映像で古代エジプトを体感することができます。黄金のマスクや王墓に収められていた副葬品も並んでいます。
"角川武蔵野ミュージアム「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」
ディズニー好きは必見
最後に紹介するのは、2022年末に北米でスタートした、ディズニー初の完全没入型イベント。「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」。では、ディズニー・アニメーションの初期の名作から最新の人気作品まで、まるで映画の中に入ったかのような没入感を体験することができます。
森アーツセンターギャラリー「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」