日本では「くまのプーさん」として親しまれている"Winnie the Pooh"。もとは1926年にイギリスの劇作家、アラン・アレクサンダー・ミルンが息子のクリストファー・ロビン・ミルンのために作った物語です。1961年にウォルト・ディズニーが映画化権を獲得し、1966年にはアニメーション映画「プーさんとはちみつ」が公開されました。
本展にはウォルト・ディズニー・アーカイブスのコレクションから、日本初公開を含め多数の資料が出展。「100エーカーの森」をイメージしたエントランスから「くまのプーさん」の世界が広がります。
VIDEO 会場入口から 会場にはミルンによるサイン入り初版本など「くまのプーさん」が誕生した時の歴史的な資料から、ディズニーアニメーションのキャラクタースケッチやセル画、商品化のためのマケットなど、そして世界の出版本やフィギュア、ぬいぐるみ、レコードジャケットなど、多彩なラインナップ。会場構成は祖父江慎さんが手掛けました。
VIDEO 会場 会場の後半には、アーティストや各界の著名人による「くまのプーさん」へのオマージュ作品のコーナーも。プーさんへの想いを託した作品やメッセージが並びます。
VIDEO 「くまのプーさんへの想い」を託した作品 展覧会以上に人気になりそうなのが、併設のグッズマーケット。ステーショナリー、クラシックプーのぬいぐるみ、プレートやマグなどのテーブルウェア、ポーチ、トートバッグ、Tシャツなど展覧会オリジナル商品や、会場先行発売アイテムを含め、約500アイテムを用意。2,000円(税抜)以上購入すると、ノベルティの缶バッジがプレゼントされます(なくなり次第終了)。
VIDEO グッズマーケット ファンにはたまらない企画展。東京展の後は、2014年9月2日(火)~10日(水)に福岡三越に巡回し、以後も約1年半をかけて全国を巡回する予定です(開催地、日程は未定です)。
[ 取材・撮影・文:川田千沙 / 2014年8月6日 ] ■くまのプーさん展 に関するツイート