2019年4月19日(金)、東京・千代田区の神田明神文化交流館「EDOCCO」で、「鈴木敏夫とジブリ展」の報道向け内覧会が開催された。
国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫(1948-)の“言葉”に注目した展覧会。東京では約3年ぶりの開催となる。
鈴木敏夫は名古屋市生まれ。少年時代はガキ大将で、チャンバラごっこなどで遊ぶ一方、漫画・小説・映画にも熱中。邦画のチャンバラ映画が好きな父と、ハリウッド大作が好きな母からの影響を受け、鈴木は両方とも好きになったという。
1972年に徳間書店に入社。1978年にはアニメーション専門誌「アニメージュ」の創刊に中心メンバーとして参加。創刊号の取材で高畑勲と宮崎駿を知り、当初はアニメージュ編集部に在籍しながらジブリ作品の制作にも関与。1989年にスタジオジブリへ移籍し、以後ほぼ全ての劇場作品をプロデュースしている。
展覧会は「少年期~青年期 鈴木敏夫になるまで」「鈴木敏夫の愛した昭和の映画」「徳間書店時代」「ジブリにまつわるエトセトラ」「自分のためではなく他人のために」「言葉の魔法 湯婆婆と銭姿の“海運・恋愛”おみくじ」の6章構成。
鈴木敏夫が書き下ろした書やイラストをはじめ、ジブリ作品の題字、キャッチコピー、資料など、鈴木敏夫の多岐にわたる作品を紹介する。
「鈴木敏夫とジブリ展」は神田明神文化交流館「EDOCCO」で2019年4月20日(土)~5月12日(金)に開催。観覧料は一般 1,300円など。
(c)TS (c)Studio Ghibli
発信:インターネットミュージアム
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