近年注目を集める「春画」を紹介する日本初の本格的な展覧会が今年9月に開催されることとなり、2015年5月21日(木)、記者発表会が開催された。
2013年に大英博物館で開催された春画展は日本でも話題となり、今回が待望の展覧会となる。
北斎、歌麿など名だたる浮世絵師も描いた春画は、世界的に高い評価を受ける芸術作品であり、江戸幕府より「ご禁制」とされたために、通常ではできない極彩色が駆使されるなど、浮世絵の最高峰の技術が使われている。
本展では日本初の春画展として、大英博物館をはじめとする欧米諸国、日本国内の美術館に所蔵される春画を、肉筆約30点を含めた約120点(前後期合計)で紹介する。
大英博物館で開催された春画展と共通の作品は70点、また18歳未満は入館禁止となる。
記者発表会には永青文庫理事長である細川護熙元内閣総理大臣も出席。意気込みを語った。
「春画展」は2015年9月19日(土)~12月23日(水・祝)まで、東京・目白の永青文庫で開催。入場料は大人1,500円。
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