千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場
近代洋画の先駆者として知られ、後に多様な分野で活躍した浅井忠(1856-1907)を紹介する展覧会が、千葉県ではじまる。
佐倉藩士の父のもとに生まれた浅井忠は、13歳の頃から花鳥画を学び才能を表し、1973年に上京した後に工部大学校(現在の東京大学工学部)附属の工部美術学校に入学。
卒業後、1889年には日本国最初の洋風美術団体「明治美術会」を設立。東京美術学校(現在の東京芸術大学)の教授となるなど、画家としてだけでなく教育者としても活躍した。
展覧会では、千葉県立美術館が所蔵する4つの日記である、「筑波日記」「従軍日記」「巴里日記」「フォンテーヌブロー日記」を軸に、浅井作品を一挙公開。
工部美術学校在学時のデッサンやフランス時代の句集、絵葉書や書簡などの資料を展示し、日本画や工芸、図案などの分野でも活動を展開した、浅井の活動を俯瞰する。
開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」は千葉県立美術館で、2024年10月30日(水)~2025年1月19日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円など。
千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場
千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場
千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場
千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場
千葉県立美術館 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」会場