寺田倉庫 B&C HALL/E HALL「金曜ロードショーとジブリ展」会場
日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会が東京で始まる。
「金曜ロードショー」は1985年から日本テレビ系で放送されている映画番組。72年から放送されていた「水曜ロードショー」の放映曜日が移り、名称を変更してあらたにスタートした。
85年に『風の谷のナウシカ』を放送して以来、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映しており、97年から2009年まではスタジオジブリが制作したオリジナルムービー(音楽:久石譲)がオープニングを飾った。
展覧会では「金曜ロードショー」の歴史を通して、各時代ごとの映画の魅力を紹介。
スタジオジブリ作品では『風の谷のナウシカ』(1984年)から『アーヤと魔女』(2021年)まで、ほぼ全作品の絵コンテを展示。
スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込んで主人公のように撮影できるフォト空間や、『風の谷のナウシカ』に登場する“腐海”の空間が登場。
富山で2018~19年に開催された「ジブリの大博覧会」のためにつくられた「ジブリの幻燈籠」も東京に初登場する。
開会セレモニーには、スタジオジブリの鈴木敏夫氏が登壇。スタジオジブリ設立に関わった徳間書店の徳間康快氏や日本テレビの氏家齋一郎氏(ともに故人)の友情を説明しながら「最近のジブリの展覧会とは異なり、参加型のエンターテイメントに徹しているのが特徴的。多くの人に展覧会を楽しんで欲しい」と、PRした。
「金曜ロードショーとジブリ展」は2023年6月29日(木)~9月24日(日)、東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで開催。入場料は通常チケットで大人 1,800円など。
©Studio Ghibli
寺田倉庫 B&C HALL/E HALL「金曜ロードショーとジブリ展」会場
寺田倉庫 B&C HALL/E HALL「金曜ロードショーとジブリ展」会場
寺田倉庫 B&C HALL/E HALL「金曜ロードショーとジブリ展」会場
「金曜ロードショーとジブリ展」開会セレモニーより 鈴木敏夫氏(株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー)