
山種美術館「日本の風景を描く ー 歌川広重から田渕俊夫まで ー」会場
日本の四季折々の豊かな自然を描いた絵画作品を紹介する展覧会が、東京で開催されている。
風景や自然は絵画にとって恰好のテーマであり、それらを題材にした作品は江戸時代から現代まで様々な画家によって描かれてきた。
展覧会では、歌川広重の《東海道五拾三次》、《近江八景》や、自然と人々の姿を写した川合玉堂の《早乙女》、現代的な情景として送電塔の立つ農村風景を描き出した田渕俊夫の《輪中の村》など、多彩な作品を紹介。
石田武による《四季奥入瀬》の連作全4点は、作品が発表されて以降、今回の展覧会で初めて同時公開。中でも、春と夏を描いた《四季奥入瀬 春渓》と《四季奥入瀬 瑠璃》は37年振りに並ぶ。
他にも十数年振りの展示となる数々の作品が出展される。
「日本の風景を描く ― 歌川広重から田渕俊夫まで ―」は山種美術館で2023年2月26日(日)まで開催中。入館料は一般 1,300円など。

山種美術館「日本の風景を描く ー 歌川広重から田渕俊夫まで ー」会場

山種美術館「日本の風景を描く ー 歌川広重から田渕俊夫まで ー」会場