SOMPO美術館「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」会場
オランダの画家、ピート・モンドリアンの(1872-1944)生誕150年を記念した展覧会が、SOMPO美術館で始まる。
モンドリアンの作品は、初期のハーグ派様式の風景画、象徴主義や神智学に傾倒した作品、キュビスムの影響を受けて独自展開した作品、そして最もよく知られている晩年の水平垂直線と原色平面の「コンポジション」と、多岐にわたる。
また「新造形主義」を主張し、ドゥースブルフなどの画家、建築家と共に1917年に「デ・ステイル」を結成し、雑誌が創刊された。
展覧会ではオランダのデン・ハーグ美術館所蔵のモンドリアン作品50点、国内外美術館所蔵のモンドリアン作品と関連作家作品約20点を展示。
「デ・ステイル」のプロダクトデザインを合わせて紹介し、モンドリアン芸術の広がりを再検証する。
日本でのモンドリアン展は23年ぶりとなる。
「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」は2021年3月23日(火)~6月6日(日)、SOMPO美術館で開催。観覧料はオンラインチケットで一般 1,500円など。
「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」はSOMPO美術館で2021年1月6日(水)~1月28日(木)に開催。入館料は一般 800円など。
SOMPO美術館「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」会場
SOMPO美術館「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」会場
ピート・モンドリアン 《 大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション 》 1921 年 油彩、カンヴァス デン・ハーグ美術館 ©Kunstmuseum Den Haag
ピート・モンドリアン《ダイフェンドレヒトの農家》1905年頃 デン・ハーグ美術館 ©Kunstmuseum Den Haag