人間を含む生物に害を与える物質「毒」。
本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する「毒」について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学と多角的な視点から、各研究部門のスペシャリスト9名が徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの貴重な標本資料を用いて解説します。また「毒」と共に進化してきた生物の歴史や、古代より毒を、時には武器として、時には薬として使用してきた人間と毒との関係も紹介。様々な「毒」世界を探求することにより私たち人間のこれからの未来も考えていく特別展です。