スイスのジュネーブにあるプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀前半のフランス近代絵画を中心とした豊富なコレクションを所有しています。
創設者である実業家オスカー・ゲーズ氏は熱心な美術蒐集家であり、1968年にそのコレクションを優雅な邸宅で展示、公開したことが、プチ・パレ美術館の始まりです。
ゲーズ氏の逝去後、プチ・パレ美術館は現在まで休館していますが、今回、日本では30年ぶりとなる収蔵品展を開催いたします。
印象派から新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリへという近代フランス絵画の流れを、38名の作家による油彩画65点という充実したラインナップによってご紹介します。