藝大に学んだ巨匠たち ──東京藝術大学大学美術館所蔵作品を中心に

    いわき市立美術館 | 福島県

    東京藝術大学は、前身の東京美術学校と東京音楽学校が明治20年に設立され、その後昭和24年の学制改革による両校統合により現在に至っていますが、我が国最初の官立の総合的な芸術教育と研究の専門機関として発足以来、数多くの優れた人材を育成し、近現代の美術と音楽の動向に大きな影響を及ぼしてきました。 またこの間、教育研究資料として国宝、重文を含む古美術、楽器、絵画・彫刻・工芸品、建築・デザイン図面など約28,500件の芸術資料の収集を通して、日本の近現代美術の調査研究において欠くことのできない国内有数の質と量を誇るコレクションを形成し、今日、極めて高い評価を得ています。 本展は、この素晴らしい藝大コレクションのなかから、東京美術学校(東京藝術大学)が輩出してきた明治・大正・昭和初期を代表する作家たちの教官・学生時代に制作した貴重な絵画や彫刻作品をとりあげ、さらに同時代性をもった戦後の良質な美術作品といわきの美術を収集方針に掲げる当館コレクションを一部加え、戦後美術の動向に多大な影響を与えてきた藝大関連作家と、当地の美術界に大きな足跡を残してきた藝大に学んだいわきの作家たちの作品を紹介します。 本展が、明治期に設立されて以降、常に中央及び地方の美術界に主導的な人材、作家を送り続けてきた教育研究機関としての藝大の果たしてきた役割を再考する機会となることを期待するとともに、若き日の巨匠たちが制作した貴重な逸品の数々を、ご高覧いただきたいと思います。   主な出品作家(予定):高橋由一、浅井忠、横山大観、下村観山、菱田春草、黒田清輝、藤島武二、岡田三郎助、青木繁、佐伯祐三、高村光太郎、小磯良平、杉山寧、高山辰雄、加山又造、平山郁夫、浜田知明、駒井哲郎、杉全直、山口長男
    会期
    2014年11月1日(土)〜12月14日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入場券の販売は閉館30分前で終了)

    7月8月の毎週金曜日は20:00まで開館を延長します。
    料金
    一般 1,000円(800円)
    高・高専・大生 500円(400円)
    小・中生 300円(240円)
    ※( )内は20名以上の団体割引料金
    休館日 月曜日(ただし11月24日は開館、翌25日は休館)
    公式サイト http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/museum/017774.html
    会場
    いわき市立美術館
    住所
    〒970-8026 福島県いわき市平字堂根町4-4
    0246-25-1111
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