「バンクシー」は何者なのか?
美術にさほど興味がない人でも、「バンクシー」という名前を聞いたことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか?彼が描いたストリート・アートが発見されるや否や、その壁をはがして持ち去ろうとする者が現れたり、消すべきか保護すべきかについて市民投票が行われたり…。サザビーズのオークション会場では、落札された瞬間に額縁に仕掛けられたシュレッダーによって作品が裁断され、世界中の人々を驚かせました。この正体不明の覆面アーティストは、いまや世界のポップアイコンとなっています。
つねに人々の話題となる活動を戦略的に行い続けているバンクシー。彼はアートをとおして、何をしようとしているのでしょうか。
本展では、医療法人宝歯会グループ 財団法人梶原浩喜財団所蔵のバンクシー作品を紹介することをとおして、バンクシーのストリート・アーティストであり、メディア戦略家であり、ビジネスマンでもある側面を探ります。
【会期】2024年11月1日(金)~12月26日(木)
【時間】10:00-17:00(入場は閉催時間の30分前まで)※11月3日(日・祝)は20:00まで開館
【休館日】 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日が休館日)
【会場】東大阪市民美術センター 第1・2・3展示室
【主催】東大阪市民美術センター(指定管理者 東大阪花園活性化マネジメント共同体 HOS株式会社)
【協力】医療法人宝歯会グループ 財団法人梶原浩喜財団
【観覧料】500円、高校生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介助者1名を含む)、東大阪市内在住65歳以上(住所・生年月日記載があるものの提示が必要)は無料。
【関連イベント】
・講演会「バンクシーを語る」
11月3日(日)14:00-15:30
講師:毛利嘉孝(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
会場:東大阪市民美術センター 特別室
定員:100人
参加費:500円(税込)※申込不要
・ワークショップ「バンクシーみたいに絵を描いてみよう」
型紙をつくり、ステンシルの技法で壁に貼った大きな紙にスプレーで絵を描きます。
制作後、鑑賞しながら落書きは芸術なのか、悪いことなのかを考えます。
11月10日(日)①10:00-12:00 ②14:00-16:00
会場:東大阪市民美術センター会議室
定員:各10人
参加費:材料費1000円(税込)
◇事前申込制:専用フォーム(参加者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号記載)にて申し込み。お問い合わせは市民美術センターまで。申し込み1件につき4人まで。応募多数の場合は抽選。 締切:令和6年11月4日(月)
・学芸員によるギャラリートーク
11月16日(土)・12月8日(日)各日14:00-15:00
会場:東大阪市民美術センター 第1・2・3展示室
参加費:無料(要入場券)申込不要
【問い合わせ】東大阪市民美術センター 電話072-964-1313
【公式HP】https://hos-higashiosaka-art.com/
※この事業は、「東大阪市第3次文化政策ビジョン:②文化施設の公共的役割の徹底(東大阪市文化振興条例第8 条)」に基づき実施しています。