奄美を描いた作品は意外と少ない、少ないけれどインパクトは十分
KNG-UDNK
日経がものすごくプッシュしているせいもあるのかもしれないが、あまり知られていない絵師だったにも関わらす、入場者数は結構多いらしい。
私が見に行ったのは、始まってすぐだったのでそれほどでもなかったが、今行ったらそれなりに混雑しているのだろう。
新聞での紹介などもあり、奄美大島を描いた日本画家、という印象を強く受けるが、実際にみてみると、伝統的な日本画の作品が大半を占めており、奄美の自然を描いた作品や、キーヴィジュアルにもなっているアダンの実を描いたような、日本画でありつつも南洋的な印象を埋める作品は、全体の1割程度しかない。ただ、そこにこそ見応えのある作品が多いのも事実。特に、キーヴィジュアルにもなっている2作品のインパクトが大きい。
残りの9割の作品に見応えがない、ということではない。とはいえ、作家の独自性が発揮されているのは、奄美大島を描いた作品だと言えるだろう。
今回の展覧会をきっかけに、人気が上がってくるのではないかと思われる。まだまだ、光るものがあるのに埋もれている作家はいるのだろうな。
宮城から日帰りで行ってきました。
『榕樹に虎みみずく』は絶対に見たい作品だったので、涙が溢れました。本当に感動しました。また、圧巻だったのは『白い花』心を揺さぶらました。気が付いたら2時間半!田中一村にどっぷりハマれました。
びちゃ
14年前と大きな違いはなかったと思うが、昭和7~8年頃の作品が多く出ていたのが違いかなと思った。一つ一つの作品だけを見ると、同時代には上手い人はいると思うが、全体を通して見ると、より一層高く評価されるべきと思う。中央画壇からの評価がなかったとはいえ、永く援助した人が常にいたことや、売るための作品は描かなくても生活できる収入を確保していたことを考えると、日本のパトロンも捨てたもんじゃないねと思う。
にじまま
天才と言われた幼少期6歳からの作品も多数、南画の時代、観音菩薩、天井画、障壁画そして奄美での作品、あまりの作品数に2時間以上で疲れた。