もす
こりゃ芸大でしかできない企画でさすがですね。「さすが天才はもう完成してますなあ」タイプと「若い頃は全然違いますなぁ」タイプに分かれるようで、私が好きな山口蓬春は「全然違うねぇ(失笑)」と言われたので、「いや、色は間違いなく蓬春だ。色彩感覚が素晴らしいです!」とムキになってしまった・・・。卒業後と作風が違えば当然あまり出番がない作品も出ているわけで、そういう意味でも貴重な作品を見られて嬉しかったです。吉田五十八の建築は見ることがありますが美しい図面は初めて見ましたし、富本憲吉の焼物は見ますがあんなきれいな図案は見たことありません。デジタルアートが長蛇の列で見られず残念。ちょっと突っ込んで、これから先どこまで「現代」にするのか、バーチャルな作品やコンセプト自体がアートな作品がどのように分類されるかなども知りたかったなぁ。