《希望》
木越あいにより、2002年に制作された作品です。本作品では、被せガラス(きせガラス)という技法を用いて、何色もの色ガラスを薄く重ね、サンドブラストで削りだして、豊かな色彩や複雑な色の濃淡を作り出しています。手で顔を覆う姿と頭上に載る蛇には、不安や重圧を抱えながらも、希望を持って成長していく少女のイメージが託されています。
担当者からのコメント
様々な色のグラデーションと影絵のように浮かび上がる絵柄が、幻想的で美しい作品です。当館ウェブサイトの「収蔵品検索システム」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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