エウロペの略奪 川上澄生 1920年代 木版墨刷・紙
鹿沼市立川上澄生美術館
ギリシア神話のなかの、フェニキアの王女エウロペが白牛に姿を変えたゼウスによってさらわれた、というエピソードを題材にした作品です。
しかし、ここに描かれたゼウスは、なんと徒歩ではなく自転車に乗って女性を略奪していきます。
版画家 川上澄生のユーモアをたっぷり感じられる作品です。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました