四季絵・亥和田邦坊 昭和40年代
灸まん美術館讃岐民芸館(特別名勝栗林公園)で販売していた縁起物シリーズ。初代館長の和田邦坊は、香川県出身の画家。時事漫画家、小説家、デザイナー、農事講習所の教員など様々な肩書をもち、数多くの物産品プロデュースを手掛けていた。でんでん太鼓のような形だったためマルエと呼ばれていたという。雪原を走り抜ける亥と中村草田男の俳句「降る雪や明治は遠くなりにけり」が添えられている。
担当者からのコメント:2019年は、和田邦坊の干支・亥年です。群れることなく猪突猛進に走り抜ける亥の姿をみると、邦坊の生き方そのものが描かれているようです。