犬形埴輪伝茨城県 東海村出土 古墳時代後期(6世紀)
犬形埴輪は、猪の埴輪と共に古墳に立てられて猪狩りの場面を表すことが多い。本品は、猟犬にしては体躯に緊張感がなく、表情もあどけない。埴輪作りのおおらかさが感じられる。
担当者からのコメント:猟犬をイメージして作られたようですが、なんだか癒やし系。くるっと巻いたしっぽからも、攻めの姿勢が全く感じられません。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました