樹上猿小茂田青樹 1929年
「詩情の画家」と呼ばれた小茂田青樹(おもだせいじゅ、1891-1933、埼玉県川越市出身)が描いた、樹上にたたずむ一匹の猿。猿の毛並みはふさふさと写実的に、樹木はさらっと装飾的に描かれています。青樹はこのように写実と装飾を融合し、新しい日本画表現を追求しました。
担当者からのコメント: 実はあまり展示する機会に恵まれない可愛い猿。こちらでご紹介できてよかったです。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました