《鉄釉猿形水滴》

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鉄釉猿形水滴元屋敷陶器窯跡出土 16世紀後半

土岐市美濃陶磁歴史館

美濃桃山陶を焼成したことで知られる「元屋敷陶器窯跡」出土の陶製水滴です。時期は16世紀後半です。水滴は硯に水を少量注ぐための文房具で、桃山時代から江戸時代の美濃で多く生産されました。

担当者からのコメント:陶製水滴の形は、猿以外にも鳥や犬、魚、野菜、花など様々なものがつくられ、遊び心のある道具です。出品作品は高さ6㎝程の猿形水滴です。写真右側の作品は、猿の口が注ぎ口になっており、両手を前で合わせ祈るようなポーズをしています。左側は、右手で頭を掻くユーモラスなポーズをしています。頭部にトサカなようなものが付いていますが、両手があることから、鳥ではなく猿でしょう。

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