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現代日本画壇を代表する画家・平山郁夫が描いたシルクロード周辺国の作品を所蔵・公開している平山郁夫シルクロード美術館。2004年7月17日の開館から20周年を迎えました。
■平山郁夫シルクロード美術館とは
平山郁夫シルクロード美術館は、日本画家の平山郁夫による絵画作品と、平山夫妻が40年にわたって収集してきたシルクロードの美術品を展示している美術館です。
八ヶ岳と富士山を望む緑豊かな高原にある同館では、約10,000点に及ぶシルクロード・コレクションを展示・保存するほか、講演会やコンサートなどの普及活動や、さまざまな教育、研究支援を実施。シルクロードの美術や文化を多くの人に知っていただけるように、さまざまな活動を行っています。
■平山郁夫について
昭和5年(1930)6月15日,広島県に生まれる。
東京美術学校(現:東京芸術大学)日本画科卒業。
東京芸術大学美術学部教授・学部長・学長を歴任。
ユネスコ親善大使を務める一方で、創作活動に従事。
平成21年12月2日永眠(満79歳)。
平山郁夫とシルクロード
平山郁夫が初めてシルクロード関係国に足を踏み入れたのは1966年。現在のトルコ共和国の地に入り、ビザンチン時代の石窟教会に残る壁画を模写しました。同年、消失した法隆寺金堂壁画の再現模写のメンバーに選ばれたことをきっかけに、その源流といわれるアフガニスタンのバーミヤン石窟寺の壁画を訪問・取材。以後、中国、中央アジア、西アジア諸国に取材し、シルクロードとの関わりは益々深く強くなっていきました。
「私がシルクロードを歩くようになったのは,日本文化の始まりである仏教伝来の道をたどることが目的」だったという平山郁夫は「仏教伝来」をはじめ、「玄奘三蔵への道」「アレクサンダーの道」シリーズなど、シルクロードと関わりの深い作品を数多く残しています。
■開館20周年記念 山梨放送開局70周年 平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡
平山郁夫の画業の起点となった《仏教伝来》(1959年)や その翌年に発表した《天山南路 夜》(1960年、いずれも佐久市立近代美術館)を中心に、釈迦の生涯を描いた「仏伝シリーズ」や日本文化の源流を求めて旅したシルクロード各地で描いた作品をご紹介します。
佐久市立近代美術館、平山郁夫美術館の特別協力のもと、若き日の平山郁夫の足跡を振り返りながら、多彩な平山郁夫の絵画世界をご紹介いたします。
会期:2024年3月23日(土)~9月9日(月)
【会期中の関連イベント】
北杜高校ギター部 ギャラリーコンサート
能登半島地震チャリティー企画。会場にて義援金募金を行います。
3月24日(日) 開演 ①11:00 ② 13:30
入場料無料 全席自由 開演の30分前に開場します
※受付にてコンサート参加の旨お伝えください。
10時~14時半まで無料で入館できます。
開館20周年記念イベント
6月15日(土) トーク&ミニコンサート
13:30~15:00 平山郁夫を語る
井上隆史氏(NHK「新シルクロード」統括プロデューサー)と当館理事長平山廉(平山郁夫長男 古生物学者 早稲田大学教授)が在りし日の平山郁夫について語ります。
15:30~16:30(予定) 劉薇(リュウ ウェイ)ヴァイオリン コンサート
中国甘粛省、蘭州出身、北杜市在住のヴァイオリニストが、シルクロードへの想いを奏でます。
会場はいずれも2階、展示室6
入場料無料 (ただし、入館券が必要です) 全席自由(先着100名)
学芸員によるみどころ解説
4月20日(土)、5月18日(土) いずれも14:00~
→ 「平山郁夫-仏教伝来と旅の軌跡-」取材レポート
■額絵など豪華賞品を10名さまに! 開館20周年記念キャンペーン「クイズに答えてプレゼントをゲット」
平山郁夫シルクロード美術館では開館20周年を記念して、クイズに答えて豪華賞品が当たるスペシャルプレゼントを実施します。
【応募期間】
2024年2月19日(月)~3月18日(月)※募集期間は終了しました。
【当選者数】
10名
【賞品】
A賞(2名):額絵《仏教伝来》(12,000円相当)+20周年記念展ペア入館券
B賞(1名):額絵《パルミラの朝》(12,000円相当)+20周年記念展ペア入館券
C賞(1名):額絵《パルミラの夕》(12,000円相当)+20周年記念展ペア入館券
D賞(3名):平山郁夫 著書「ぶれない」(1,650円相当)+20周年記念展ペア入館券
E賞(3名):オリジナルトートバッグ(2,800円相当)+20周年記念展ペア入館券
※賞の選択はできません。
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
→ クイズの応募期間は終了しました。ご応募、ありがとうございました。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
館名 | 平山郁夫シルクロード美術館 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館16:30迄) |
休館日 | 展示替え期間、冬季(年末~3月中旬) |
住所 | 〒408-0031 山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6 |
電話 | 0551-32-0225 |
公式サイト | https://www.silkroad-museum.jp/ |
料金 | 一般(18歳以上)1,200円、高・大学生(専門学校含む)800円、小・中学生 無料 障がい者・被爆者 手帳掲示で無料(介護者の方は1名様迄600円) 70歳以上の方、20名様以上の団体は、100円割引になります。 |
アクセス | 【電車でお越しの方】 JR小海線「甲斐小泉」駅すぐ前、JR中央本線「小淵沢」駅よりタクシー10分。 「小淵沢駅」から周辺観光スポットを巡る「八ヶ岳高原リゾートバス」のご利用もおすすめです。 【お車でお越しの方】 中央自動車道小淵沢インターより約10分 中央自動車道長坂インターより約15分 ※カーナビをご利用の方: 情報が古いものには美術館の所在地が表示されない場合がございますので、その場合は、甲斐小泉駅をセットいただきますようお願いいたします。 |