テレビ朝日で放映中の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」。毎回、大人顔負けの知識を身につけた“博士ちゃん”が登場し、様々なジャンルについて解説。笑ってタメになる“世界で1つだけの授業”を紹介する人気番組です。
そんな番組から着想を得て、展示や体験を楽しむ参加型のイベントが、東京都稲城市・テレビ朝日若葉台メディアセンターで開催中です。
会場入口
入口では、研究内容を楽しくまとめるための「博士ちゃんノート」を作成。会場内に隠れた150種類の“ハテナ”の中から気になるもの自由にメモして、世界にひとつだけのノートを作っていきます。
オリジナルの博士ちゃんノートを作成
先ずは「体内探検」から。キョロキョロと動く巨大な目玉の下にある口から体内へ潜入。脳や骨、臓器などの人体についての“ハテナ”に出会います。
靴を脱いで「体内探検」
“どうしてお腹はへるの?”“お腹の中に生える毛?!”“うんちができるまで”…など、身体の奥にはたくさんの疑問が。
自分の心拍と同期して動き出す巨大な心臓や、ハテナボックスの中のカードを集めながら、疑問について学びます。
「体内探検」 どうしてお腹がへるのかな?
「体内探検」 きみの心臓
続いては「すろーはんと」。獲物に気が付かれないように、ゆっくり動いて狩りをする“スローロリス”になった気持ちで、画面の中の虫をゲット。静かに動かないと虫が逃げてしまう、なかなか難しいゲームです。
「すろーはんと」
「巨大ビートシーケンサー」は、動きによって音や光が変化するリズムアトラクション。マス目の上に積み木を載せたり、人が移動することで、自分だけの音楽を作る事ができます。
企画プロデュースを手がけたPanoramatiksらしさも感じられる、デジタルな空間です。
「巨大ビートシーケンサー」
「絶滅動物の墓場」エリアでは、二ホンオオカミや古代生物・スミロドンなどの絶滅した動物を紹介しています。絶滅の理由を学びつつ、QRコードをかざすと実寸大の絶滅動物たちと一緒に写真撮影も可能です。
他にも、音が見える不思議な装置「サウンドビジュアライザー」や動物になりきってモニターに求愛ダンスをおこなう体験、ワークスペースでメモの整理や休憩することも可能です。
絶滅動物の墓場
会場の外では、キッチンカーの出展と「IQ迷路」が登場します。迷路をしながら、そこで出会う図形を記憶していくゲームで、ゴールした際の時間と記憶力でIQを図ります。
IQ迷路
番組に登場した“博士ちゃんカルテット”による演奏や博士ちゃんたちの研究をまとめたスペースもあり、家族や友人と楽しく体験できるブースが盛りだくさん。
好きなものを追いかけることが何よりも学びであり、その気持ちを大切にしたいというこの企画。 疑問や発見の詰まった「博士ちゃんノート」を持ち帰って思い出にできるのもポイントです。 学びへのヒントを見つかれば、博士ちゃんへのスタートラインに立てるかもしれません。
[ 取材・撮影・文:坂入 美彩子 2021年10月1日 ]