16世紀から19世紀半ばまでのヨーロッパ絵画で、風俗画の展開をたどる企画展「ルーヴル美術館展 日常を描く ― 風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」の記者発表会が、2014年10月2日(木)、都内で行われた。
家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族など、人々の日常生活の情景を描いた「風俗画」をテーマに、約80点が来日。従来、風俗画の展覧会は「オランダ17世紀」「フランス18世紀」など、地域や時代を限定したものが多かったが、本展ではヨーロッパ風俗画の多様な展開を時代と地域を横断して紹介する。
17世紀オランダを代表するヨハネス・フェルメールが1668年に描いた油彩《天文学者》が初来日するほか、ティツィアーノ、マセイス、レンブラント、ルーベンス、ムリーリョ、ヴァトー、ブーシェ、シャルダン、ミレーなど、各国・各時代を代表する巨匠の作品が揃う。
東京展は国立新美術館で2015年2月21日(土)~6月1日(日)、京都展は京都市美術館で2015年6月16日(火)~9月27日(日)に開催。
東京展の観覧料は、当日一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円。2枚で一般当日券1枚分の「半額ペアチケット」(2枚で1,600円、展覧会初日から7日間有効)は10月31日(金)まで数量限定発売。グッズ付きチケットは11月1日(土)から発売される。
なお、日本テレビとルーヴル美術館は2012年に長期的な展望にたった新たな協力関係を築くことに合意。2018年から4年に1度、計5回にわたって日本で大規模な「ルーヴル美術館展」を開催する。本展はそれに先立って行われるもので、2034年までの20年間で合計6度のルーヴル美術館展が日本で開催される事となる。
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