国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」会場
20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスムに焦点を当て、その展開とダイナミズムを紹介する展覧会が東京で始まる。
1908年にブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来するキュビスムは、伝統的な遠近法や陰影法による空間表現から離れ、幾何学的な形によって画面を構成。
ルネサンス以来の絵画の常識から画家たちを解放し、それ以後の芸術の多様な展開に決定的な影響を及ぼした。
展覧会にはパリのポンピドゥーセンターからピカソ12点、ブラック15点をはじめとするキュビスムの重要作品、約140点が来日。うち50点以上が日本初出品となる。
日本で開催される本格的なキュビスム展は、東京国立近代美術館と京都国立近代美術館で1976年に開催された「キュービズム展」以来、約50年ぶりとなる。
「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」は国立西洋美術館で、2023年10月3日(火)~2024年1月28日(日)に開催。
観覧料は当日券が一般 2,200円など。一般 2,000円の前売券は2023年10月2日(月)23:59まで発売。
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国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」会場
国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」会場
国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展」会場