名古屋市美術館「開館35周年記念 福田美蘭 ― 美術って、なに?」会場風景
国内外で活躍を続ける現代美術家・福田美蘭(1963-)の大規模な展覧会が、名古屋市ではじまる。
福田美蘭は東京藝術藝術大学大学院を修了後、具象絵画の登竜門といわれた安井賞を最年少で受賞。
同時代の社会が抱える問題や、古今東西の名画を題材に、固定観念を覆すような鋭い視点で、ときにユーモアを添えて表現した作品は高く評価されている。
今回の展覧会では、1980年代の初期から近年までの作品、約50点を紹介。本展のために新たに制作された、現在の世界情勢を映した新作も展示される。
中部地方では福田美蘭の展覧会が開催されるのは初めて。
「開館35周年記念 福田美蘭 ― 美術って、なに?」は、名古屋市美術館で2023年9月23日(土・祝)~11月19日(火)まで開催。
入場料は一般 1,500円など。
名古屋市美術館「開館35周年記念 福田美蘭 ― 美術って、なに?」会場より 福田美蘭《説教(フランク・ステラによる)》2003年 作家蔵
名古屋市美術館「開館35周年記念 福田美蘭 ― 美術って、なに?」