国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場
レポートはこちら
世界的ファッションデザイナー、イヴ・サンローラン(1936-2008)の、没後初めて日本で開催される大規模な展覧会が、東京ではじまる。
イヴ・サンローランはフランス領アルジェリア出身。
19歳の時にクリスチャン・ディオールのアシスタントとなり、ディオールの急死を受けて21歳の若さでオートクチュールの主任デザイナー・クチュリエに就任した。
26歳からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表し、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリード。女性たちのワードローブに変革をもたらしたサファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させた。
数々の画期的なスタイルを生み出したことから「モードの帝王」と称えられている。
展覧会はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、21歳のデビューから、自身のブランドとして独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を12の章立てで構成。
ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約300点を紹介する。
開幕前日に開催されたオープニングイベントには、声優・俳優として活躍する津田健次郎も来場。「チャプター毎にバリエーション豊かな世界が広がり、素晴らしかった。サンローランさんのイマジネーションが大爆発していた。サンローランの名言を読み上げた音声ガイドもぜひ聞いてほしい」と、展覧会をPRした。
「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」は、国立新美術館 企画展示室1Eで2023年9月20日(水)~12月11日(月)に開催。料金は、一般 2,300円など。
国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場 津田健次郎氏
国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場
国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場
国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場
国立新美術館「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」会場