東京富士美術館 新ロゴ(報道発表資料より)
設備改修工事のため2022年8月から長期休館に入っていた東京富士美術館(東京・八王子市)の再オープンを控え、都内で記者発表が行われた。
美術館は7月の「とことん魅せます!富士美の写真コレクション」展で再オープン(7/16~8/27)。
9月からは日中平和友好条約45周年を記念した海外文化交流特別展「世界遺産 大シルクロード展」が開催される(9/16~12/10)。
展覧会は、シルクロードが2014年に世界遺産に認定されてから、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロード展。中国国内27カ所の博物館などから、45点の一級文物をはじめ240点が出展される。
東京富士美術館での展覧会の後、福岡アジア美術館、東北歴史博物館、愛媛県美術館、岡山県立美術館、京都文化博物館に巡回する。
また、東京富士美術館は今年11月に開館40周年を迎えることから、リブランディングを実施。
クリエイティブ ユニット リムが手掛けたロゴマークは、「TOKYO FUJI ART MUSEUM」のFとMに、富士山や八王子の八の字をイメージしたエレメントを組み合わせた。
KONINが手掛けたロゴタイプは、和文はスッキリと名称が認識できる設計に、欧文タイプはしっかりとした骨格で普遍的な印象とした。
リブランディングの過程で生まれた欧文書体「FAM Sans Serig」は、館のオリジナルフォントとしてウェブ上で公開する。
日中平和友好条約45周年記念「世界遺産 大シルクロード展」記者発表会より (左端)五木田 聡[東京富士美術館 館長]、(左から3人目)青柳 正規[「世界遺産 大シルクロード展」名誉顧問]