これまでポーラ美術館とひろしま美術館が、 バルセロナ・ピカソ美術館の協力により深めてきた作品研究をもとに、 ピカソの絵画制作のプロセスに焦点を当てる共同企画展を開催。
両館の絵画コレクションのほか、 国内外の貴重なコレクションを借用し、 20世紀の巨匠が遺した創造の軌跡に迫ります。 画家の原点である「青の時代」から、 実験的なキュビスムの探究、 さらに円熟期から晩年に至るまで、 91年の生涯を通して旺盛な制作意欲を絶やすことのなかったピカソ。
その絵画は歿後から半世紀を経てなお、 生きた表現の力を鮮烈に発揮し続けています。
本展覧会は、 絵画芸術に生涯挑んだ「描く」ピカソをより身近に感じ、 その芸術を体感していただけるまたとない機会です。