はじめての古美術鑑賞 ― 絵画のテーマ ―

    根津美術館 | 東京都

    日本の古美術は、西洋美術と比べて敷居が高いうえ地味で分かりにくい、と思われている方も多いのではないでしょうか。これらの声に応えて、根津美術館では2016年に「はじめての古美術鑑賞 ― 絵画の技法と表現 ―」を開催し、好評を得ました。今回はシリーズの4回目として、近世以前の日本絵画の「テーマ」を知るための展示を企画いたしました。 日本での本格的な絵画制作の黎明期である飛鳥・奈良時代(7~8世紀)の遺品は少なく、わずかな例外を除くとそのほとんどが仏教関係の作例となっています。この状況は平安時代に入っても統きますが、平安時代後1切(11世紀)以降、王朝文学が盛んになると、多くの物語絵巻が描かれて隆盛を迎えます。その後、鎌倉時代後期(13世紀)になると、禅の興隆とともに、中国からもたらされた禅宗関係の人物画などが多数描かれるようになり、やがて室内を飾る扉風や襖にも中国の故事などが採用されることが一般的になりました。 今回は、日本における絵画のテーマの変遷をたどりながら、水墨画の作例を中心に、様々な絵画の主題をご紹介いたします。なかには一目見ただけでは分かりにくいものもありますが、この展覧会でその意味を知ることで、より深い作品理解へと繋がれば幸いです。
    会期
    2019年5月25日(土)〜7月7日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 1,100(900)円 / 学生 800(600)円 / 中学生以下 無料

    ※( )内は前売券および20名以上の団体
    ※前売券は「尾形光琳の燕子花図 ― 寿ぎの江戸絵画」展開催期間中(4/13~5/12)、根津美術館ミュージアムショップで販売
    休館日 月曜日
    公式サイト http://www.nezu-muse.or.jp/
    会場
    根津美術館
    住所
    〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
    03-3400-2536
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    4回目となった根津美術館の「はじめての古美術鑑賞」。敷居の高いように感じてしまう日本の古美術を、親しみやすく解説してくれる展覧会として、好評を博しています。今回は「絵画のテーマ」について。水墨画を中心に、館蔵品からさまざまな作例をご紹介します。
    会場
    会期
    2019年5月25日(土)~7月7日(日)
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