シャルダン展 -静寂の巨匠

    三菱一号館美術館 | 東京都

    1971年にエステー化学工業株式会社(現エステー株式会社)から発売された消臭芳香剤シャルダンの商品名は、画家シャルダンに由来します。この製品の広告を通して、「シャルダン」という名は、愛好家以外にも広く知られています。 だが画家としてのシャルダンの認知度は、美術史上の重要性に比して、我が国ではそれほど高くはないようです。国内美術館に所蔵される作品が2点しかなく、国内で開催される海外美術館のコレクション展でも数点ずつの作品が含まれているのみ(最多は1997年に東京都美術館ほかで開催された「ルーブル美術館展」の4点)で、今日に至るまでシャルダンの個展が開かれていないことが原因と思われます。 これまで断片的に紹介られただけの画家シャルダンですが、海外の美術館と個人、国内の美術館から借用する38点で構成される我が国初のシャルダン展は、かつてフランスで開かれた大シャルダン展を鑑賞する機会に恵まれた保苅瑞穂、伊集院静のふたりがとりわけ高く評価した作品を含んでおり、見逃すことのできない展覧会となるはずです。
    会期
    2012年9月8日(土)〜2013年1月6日(日)
    会期終了
    開館時間
    10時~18時 / 金(祝日を除く)のみ10時~20時
    ※10/5より開館時間が変更になりました。
    ※いずれも最終入館は閉館30分前まで
    料金
    【当日券】
    大人 1500円 / 高校・大学生 1000円 / 小・中学生 500円
    【前売券】
    大人 1300円
    ※前売券等の詳細はホームページをご覧下さい。
    休館日 月曜日休館(但し、祝日の場合は開館し、翌火曜日休館 / 12月25日は開館)
    公式サイト http://mimt.jp/chardin/
    会場
    三菱一号館美術館
    住所
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
    050-5541-8600
    シャルダン展 -静寂の巨匠のレポート
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    知られざる巨匠の初展覧会
    フランスを代表する静物・風俗画家のジャン・シメオン・シャルダン(1699~1779)。ヨーロッパではフェルメールに匹敵する人気・評価を得ていますが、日本での知名度は高いとはいえません。「限定された情報に人々の興味が集中しがちなこの国特有の偏向した現象」(高橋明也館長)に警鐘を鳴らす三菱一号館美術館で、注目の展覧会がはじまりました。
    会場
    会期
    2012年9月8日(土)~2013年1月6日(日)
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