GO FOR KOGEIは、北陸から工芸の魅力を発信する取り組みとして、2020年から毎年開催している催しです。これまで工芸を、それと隣接する現代アート、アール・ブリュット、デザインなど、さまざまなジャンルと共に横断的に紹介することで、「工芸」という言葉からこぼれる、豊かで広がりをもった姿として提示してきました。
そもそも工芸という用語が一般的に使われるようになった明治時代以前は、美術や工芸の垣根がなく、美的なものづくりは緩やかにつながっていたのではないだろうか。そうした視点から、改めて工芸とは何かを捉えなおし、ここでは「KOGEI」とアルファベット表記しています。そして、ものづくりが古くから受け継がれてきた北陸を舞台に、現代における新たな工芸を発信していきます。