本展では、2021~2023年度の収蔵作品を抜粋してご紹介します。
熊本の画家は、梅本妙子、渕田安子、秀島由己男、森山裕之の小品と、瀧下和之は立体作品を収蔵しました。渕田の作品は過去に受注制作された背景を持ち、一般公開は初となります。
さらに熊本の画家として新しく、小材啓治、中村賢次、武内明子の平面作品を収蔵しました。熊本の風景をイメージソースとするこれらの作品は、当館のコレクションの魅力をさらに深めるものです。
新しいジャンルとしては、ひびのこづえが主宰するパフォーマンス1点を、関連資料を含めて収蔵しました。
また、日比野克彦によるアートプロジェクト「明後日朝顔プロジェクト」の重要イベント「明後日朝顔全国会議」が熊本で開催されるのを記念し、明後日朝顔関連作品をコーナー展示いたします。
出品作家:梅本妙子、小材啓治、瀧下和之、武内明子、中村賢次、野見山暁治、ひびのこづえ、秀島由己男、渕田安子、森山裕之(50音順)
特別出品:日比野克彦《GRAND PIANO》(1984)、《大種象眼》(2007)ほか。安本亀八《相撲生人形》(1890)より野見宿禰頭部、《三歳女児 利子像》(1920-30頃)