奈良美智: The Beginning Place ここから

    青森県立美術館 | 青森県

    みんなの感想

    奈良美智
    評価
    びちゃ
    思ったよりもボリュームがあり、ゆっくり見ていたら時間が足りなくなるところだった。重要作品が揃っている程ではないが、各年代の代表的な作品モデルはあり、作家の表現の変遷が見れた。少女像は奈良本人の自画像的な意味合いと社会とのつながり、批判、思いが反映されていることは、過去の解説を見ていて分かってはいたが、単発や偏った作品の展示だけでは、理解が難しかったので、今回の展示で初めて、作家の表現の一貫性と心情や意識、社会との関係性の変化を見ることが出来て、作品の意味合いを理解する手がかりが出来たと思う。30代以降の作品が線による表現に対し、最近の作品は色による作品になっている。直接的な否定感、批判、不安感は薄らぎ、不安感や悲しみ、マイナスイメージを暖かく見守る雰囲気さえ感じる。ドローイング作品や小ぶりなオブジェの展示は、楽しんで展示しているのを感じるほど、自由な作品の並びになっていて、大量の小品を追いかけるのが愉しい。奈良の出身地である青森で開催することに意味のある展覧会だとは思うが、もっと多くの人に見てもらっても良いと思える展覧会だと思う。
    おすすめレポート
    学芸員募集
    新居浜市美術館 学芸員募集中 [あかがねミュージアム(新居浜市美術館および新居浜市総合文化施設)]
    愛媛県
    東山旧岸邸 正社員・契約社員 募集! [東山旧岸邸]
    静岡県
    鎌倉 報国寺 学芸員募集(正職員) [報国寺]
    神奈川県
    【新卒/経験者OK】都内環境啓発施設、常勤スタッフ(コーディネーター)募集中! [武蔵野市環境啓発施設「むさしのエコreゾート」、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター・区民ギャラリー) など]
    東京都
    国分寺市 学芸員(埋蔵文化財担当)募集 [国分寺市教育委員会ふるさと文化財課]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    開催中[あと49日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    2
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと105日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    3
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと77日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
    4
    ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲) | 東京都
    ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金
    開催中[あと140日]
    2025年3月8日(土)〜9月7日(日)
    5
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「古代DNA ―日本人のきた道―」
    開催中[あと56日]
    2025年3月15日(土)〜6月15日(日)