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柳宗悦を中心とした民藝運動から、その伝統、思想を受け継いだ現代の活動を紹介した展覧会でした。柳、濱田庄司等が製作、また発見した、民藝品が「衣・食・住」に分類して展示されていました。文章では理解することが難しい「民藝」に親しみを感じることができました。最後の展示室には、現代の職人さんの活動が映像と作品で紹介されており、手仕事はいいなあと改めて思いました。
ただ、当時は日常品だった、蓑や箒がショーケースに展示され、現在の職人が作る作品の多くが高級品として、取り扱われている現実は、「なんだかなあ」という気持ちになります。