実は陰惨で恐ろしいエピソードの宝庫でもあるギリシャ神話。その恐ろしくも愛憎あふれる魅力的な物語の数々は、歴代の画家たちの想像力を大いに刺激し、多くの名画が残されました。
本作では、そんな名画に描かれた人々や空に浮かぶ美しい星座に隠された物語を紹介します。
その多くがギリシャ神話に由来する星座の本当は恐ろしい物語を知ることで、いつも見上げていた星空が違って見えてくるかもしれません。
星と絵画の世界に没入し、知的好奇心を刺激する今までにないプラネタリウム作品です。
本作の監修・解説を担当するのは、ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者、中野京子先生。展覧会「怖い絵展」では68万人超えを動員、連日の大行列で社会現象となりました。
本作では、選りすぐりの「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解くトークを、MCのミッツ・マングローブさんとともに展開します。
そして中野京子先生書き下ろしの、恐ろしくも流麗な解説を読み上げるのは、実力派声優の小山芙美さん。
美しい星空を舞台に繰り広げられる、異色のコラボレーションにご注目ください。
壁ごと映像に包まれるスクリーンに映し出される、傑作名画の数々。そこはまるで美術館のよう。
この美術館で、麗しい名画に隠された、恐怖の物語を丁寧に紐解きます。語られるのは、紀元前から現在まで語り継がれ、天文学や文学、映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた、全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスが繰り広げる物語。そしてルネサンスの顔とも言える名画ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物たちと、誰もが知る名画に潜む恐ろしいエピソードの数々。この美術館の中では、“怖いもの見たさ”を押さえることが出来ない人も多いはず。
怖い神話と怖い絵が織りなす、プラネタリウムならではの美と恐怖の共演をたっぷりとお楽しみください。
(プレスリリースより)