《絵封筒 蛇とグラス》
作者の小林かいち(1896~1968)は大正~昭和初期にかけて京都で活躍した図案家で、モダンなデザインの絵葉書や絵封筒を数多く世に出しました。この絵封筒は 15.5cm × 6.5cm で、現在の五千円札の幅を1センチ程小さくしたサイズです。裏面には、「京極三条 さくら井屋製」と記されています。当館ではこのような絵封筒を 400 点余り所蔵しています。
担当者からのコメント
かいちの絵封筒は、当時の女学生に大人気でした。この絵封筒は、深みのある赤地に金のハート、グラスに絡みつく黒の蛇というコントラストが印象的です。現代にも通じるかいちのデザインをご覧ください。
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