《蛇とカメレオン》 作者不明 1970年代
「マコンデ彫刻」として知られるこの作品は、東アフリカ・タンザニアで暮らすマコンデ族が作り上げた、アフリカ黒檀を用いた伝統的な彫刻です。マコンデ族にとって蛇は特別な意味を持ち、呪術や神聖な儀式に関連する象徴的な存在です。この作品では、カメレオンの長い舌が蛇として表現され、蛇がそのままカメレオン自身の頭に噛みつくという大胆かつ創造的な構図で彫り上げられています。
担当者からのコメント
2025年3月15日(土)~6月15日(日)開催の「蛇展」で展示します。蛇展ではタンザニアを代表する2つの芸術、マコンデ彫刻とティンガティンガ絵画における蛇が登場する作品を展示します。
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