《白虎文軒丸瓦》
中国で前漢時代の終わりごろ(A.D.1C初)につくられた瓦です。四神のひとつ、白虎を表現した瓦で、屋根の最前列を飾りました。他には、玄武、青龍、朱雀を表現した瓦もあります。みやこ長安では、重要な儀礼をおこなう建物の屋根に使用していたようです。
担当者からのコメント
ちょっぴり欠けてるのはご愛嬌。2000年の時間を過ごした証しさ。
漢のみやこ長安でご一緒したお仲間は、永い眠りから覚めて、次々と発見されています。
丑寅は東北の方角、白虎は西方のまもり。同じ「トラ」でも、違って見えるのですね。