《虎図》 谷鵬紫冥(こくほうしめい)筆 江戸時代 126.9×54.6㎝
福岡市博物館
江戸時代後期の長崎で活動した谷鵬紫冥による虎の図。谷鵬は長崎版画の版元であった文錦堂の二代目松尾俊平(1789~1859)のことで、中国画や西洋画の影響を受けた個性的な作品を残している。本作の虎は背中がハートマークのように割れているのがチャーミングである。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました