《李朝刺繍胸背》 李氏朝鮮王朝後期
出羽桜美術館
李氏朝鮮王朝時代に官吏の服の胸と背に縫い付けた「ヒュンベ」と呼ばれる階級章。「勇猛果敢」を表す虎は武官の印。
担当者からのコメント
当館所蔵の胸背の一つです。胸背界の中でも大変独創的かつ個性的な虎で、インパクトでは右にでる虎はいないのではないかと思います。李朝期の女性は刺繍が大切な教養の一つだったのですが、製作者は絵が苦手だったのかもしれません。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました