《色絵龍虎図輪花皿》 有田窯 江戸時代中期 17世紀~18世紀
愛知県陶磁美術館
江戸時代中期に、日本からヨーロッパ向けに輸出され、大変な人気を呼んだ柿右衛門様式の皿です。乳白色の生地に、繊細な色絵と金彩が施された華麗な作です。
担当者からのコメント
竹に巻き付いた龍とにらみ合う虎の図ですが、類例作と比べると、足をそろえてシャンと立っているのが面白いところ。迫力ある龍にちょっと怖気づいているのかな?と想像しています。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました