《四季花鳥図屏風》

この作品の応援メッセージを見る


上:右隻 下:左隻

《四季花鳥図屏風》 狩野元信 弘治3年(1557)頃 六曲一双

泰巖歴史美術館


作者の狩野元信(?―1559)は室町時代の絵師で、狩野永徳の祖父にあたります。元信は狩野派画風を確立し、狩野派繁栄の礎を築きました。
作品は四季の景色の中に虎や鶏の親子、孔雀の番や魚、鴨など、様々な動物たちが淡い濃淡と精緻な筆使いで描かれています。両隻の下端の署名から、元信晩年の作品と分かります。


担当者からのコメント

巧みな画面構成によって空間の広がりが感じられる作品です。季節の移ろいの中で動物たちが様々な表情を見せていますが、特にユーモラスな虎の表情が印象的です。
《四季花鳥図屏風》は泰巖歴史美術館常設展にて2022年1月12日(水)から展示予定です。皆様のお越しをお待ちしております。

この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
ご招待券プレゼント
学芸員募集
地域おこし学芸員(地域キュレーター・地域おこし協力隊)募集中! [北海道_天塩町(天塩川歴史資料館)]
北海道
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団職員(期限付き)募集/コウエキザイダンホウジンサイタマケンマイゾウブンカザイチョウサジギョウダン [埼玉県内の発掘調査現場等]
埼玉県
学芸員(契約職員)募集 [島根県立八雲立つ風土記の丘]
島根県
女子美術大学美術館 専門パートタイマー(学芸業務補佐)募集 [女子美術大学美術館 女子美アートミュージアム(JAM)]
神奈川県
明治大学博物館 短期嘱託職員募集 [明治大学博物館]
東京都
展覧会ランキング
1
三井記念美術館 | 東京都
円空仏
開催中[あと35日]
2025年2月1日(土)〜3月30日(日)
2
国立西洋美術館 | 東京都
西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
開催まであと16日
2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
3
東京国立博物館 | 東京都
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」
開催中[あと21日]
2025年1月21日(火)〜3月16日(日)
4
静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館) | 東京都
黒の奇跡・曜変天目の秘密
開催まであと41日
2025年4月5日(土)〜6月22日(日)
5
三菱一号館美術館 | 東京都
「異端の奇才 ―― ビアズリー」展
開催中[あと77日]
2025年2月15日(土)〜5月11日(日)