SOMPO美術館 ゴッホ《ひまわり》の展示
東京・新宿区にSOMPO美術館が誕生が誕生し、報道陣に公開された。
1976年に開館した東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が、損保ジャパン本社敷地内に建設した新美術館棟に移転し、新美術館として開館したもの。
旧美術館は42階に位置した日本初の高層階美術館だったが、新美術館は地上6階地下1階で、東郷青児作品をイメージした柔らかな曲線が特徴。前庭にはゴッホ《ひまわり》の陶板複製画が設置された。
1階はエントランスホール、2階はミュージアムショップと休憩スペースで、展示室は3階から5階。美術館の目玉作品でもあるゴッホ《ひまわり》は3階で展示され、これまでより近くで鑑賞できるようになった。
開館記念展は「珠玉のコレクション-いのちの輝き・つくる喜び」。ゴーギャン、セザンヌ、ユトリロ、東山魁夷、平山郁夫など、70点を6章構成で紹介。山口華楊の屏風絵《葉桜》は、全面的な修復を行い、約10年ぶりに公開。ルノワールの《浴女》も古いニスを除去し、明るい色彩を取り戻した姿で展示される。
開館記念展は9月4日(金)まで。入館料は一般 1,000円、大学生 700円(高校生以下は無料)だが、日時指定入場制となり、美術館ではチケットは販売しない。
関連サイト チケットぴあ「SOMPO美術館 開館記念展 珠玉のコレクション」
関連サイト SOMPO美術館 公式サイト