2018年9月21日(金)、東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで「横山華山」のプレス向け内覧会が開催された。
横山華山は、江戸時代後期の京都で活躍した絵師。観る者を惹きつける画風で知られる曾我蕭白に傾倒し、岸駒(がんく)に入門の後、呉春(ごしゅん)に倣う。諸画派に属さず、自由な画風と筆遣いで人気を博した。
華山の名は、没後しばらくは有名な書画家の一覧表に掲載。また、夏目漱石の『坊ちゃん』に登場するなどで知られていたが、美術史の中では分類がしづらく、今や知る人ぞ知る人物になっている。
本展は初の回顧展で、ボストン美術館など海外へ渡った作品が里帰りし、会期中約100点が展示される。華山の多彩な画業を系統立てて紹介し、その魅力に迫る。
「横山華山」は東京ステーションギャラリーで、2018年9月22日(土)~11月11日(日)に開催。観覧料は一般 1,100円、高校・大学生 900円、中学生以下は無料。
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