東京都美術館で今夏開催される「ルーヴル美術館展 ─ 地中海 四千年のものがたり ─」の記者発表が、2013年1月30日(木)、東京・港区の在日フランス大使館で行われた。
ルーヴル美術館自らが企画した展覧会で、ルーヴルにある8部門(古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術、古代エジプト美術、古代オリエント美術、イスラム美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画)すべてを横断。
展覧会は「海、大地、港、交易の島々」「書記の交流 ─ 紀元前の東地中海 ─」「我らが海 ─ ギリシア、カルタゴ、そしてローマ ─」「東へ ─ 十字軍の時代(11~13世紀) ─」「オスマン帝国と西欧 ─ 16~18世紀の地中海 ─」「芸術家の地中海旅行(18~19世紀)」の6章構成。
1808年にルーヴルに収蔵されて以来初めて館外で展示される、古代彫刻の傑作「ギャビーのディアナ」(西暦14~37年頃)など、多くの文化財が特別出品。200点を超えるコレクションが紹介される。
大原美術館館長・東京大学名誉教授の高階秀爾氏、東京大学教授の三浦篤氏が学術協力する。
東京都美術館での開催の後、秋には北京の中国国家博物館へ巡回する予定。
なお、記者発表への出席を予定していたルーヴル美術館館長のアンリ・ロワレット氏は、インフルエンザのため急遽来日を取り止めた。
「ルーヴル美術館展 ─ 地中海 四千年のものがたり ─」は2013年7月20日(土)~9月23日(月・祝)、東京・台東区の東京都美術館にて。観覧料は一般当日1,500円。前売は1,300円、2枚1組の早割ペアは2,000円。
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